Paul Resika の版画
Posted 2015-02-15六か月振りに彫刻制作から元に戻る版画制作室には、一枚の版画が掛けられました。これは昨年末に大阪の画廊で購入した、ポール・レシカの銅版画です。
レシカは1928年ニューヨークシティ生まれの現役の作家です。1960年代頃から、風景絵画、具象絵画の描き手として認められて、色彩について特に賞賛されました。レシカは油絵の作品を多く制作してきた作家ではあるが、ピカソと同じように、レシカの版画は油絵の作品の付随的な作品以上のものとなっているそうです。以上は、画廊からの受け売りです。
この銅版画を僕が身銭を切って買って、僕の版画制作室に掛けて眺めて、僕に何をしろと?
要するに、画廊から売られたのは版画ではなく、喧嘩なのです。売られた喧嘩の購入価格は相当ですが、円やドルに通貨換算はできません。売られた喧嘩は衝動買い。問題は、衝動の後、これからです。