不思議の国のアリス
Posted 2011-01-02
ルイス・キャロル(高橋康也・迪=訳)。1865年の初版以来、世界中の読者の想像力を刺激してやまない物語。わたしもこの本からインスピレーションを受けた一人。1999年の正月、干支の作品制作を思い立ち、「くわばら、くわばら、おくれてしまう」と走るウサギからアイディアを得た『因幡の国のアリス』を制作した。この版画が思いがけない好評を博し、現在のわたしの活動に至る。2011年は卯年。「起きなさい、アリス!なんて長いお昼寝でしょうね!」わたしの昼寝は12年も続いているようです。