酔っぱらい読本・壱~漆

Posted 2011-12-30

吉行淳之介・編。古今東西の酒に関する文章のアンソロジー。集めも集めたり、総数133編の酔っぱらい読本、全七巻。私が度々読み返すタイトル・著者を記しますので、日々年々の私の酔っぱらいぶりをお察しください。●酔いどれとしらふの悪魔の会話・チェーホフ。●おからでシャムパン・内田百間。●酒ぎらい・太宰治。●飲む場所・吉田健一。●替り目・古今亭志ん生。●二日酔い・エイミス。●勧酒・井伏鱒二。●人殺しの酒・ボードレール。●炎天のビール・山口瞳。●飲みたくなる映画・開高健。●故里と酒・瀬戸内晴美。●空地・田村隆一。●酒精中毒者の死・萩原朔太郎。●花見酒・林家正蔵。●月下独酌・李太白。●禁酒記・中野重治。●もう一杯という名前のお酒・和田誠。●酒歴二十七年の弁・野坂昭如。●禁酒の楽しみ・長部日出雄。●親子酒・柳家小さん。●酔漢・小林秀雄。●泥酔懺悔・獅子文六。●あなたも酒がやめられる・徳川夢声。●あるいは酒でいっぱいの海・筒井康隆。