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私の読書歴を紹介します。読書は勉強というより想像力を鍛える縄とびです

オーパ!

投稿日 2012-01-27 Tagged As: | Categories: Blog, 本棚

開高健。今てもとにあるのは文庫本だが、はじめてこの本を見たのは高校の図書室の大型本だった。ブラジルでは、何事であれ驚いたり感嘆したときにオーパ!というらしい。私は高校生の頃から今に至るまで、この本を開くと、オーパ!と叫ぶ・・・・[続きを読む]


酔っぱらい読本・壱~漆

投稿日 2011-12-30 Tagged As: | Categories: Blog, 本棚

吉行淳之介・編。古今東西の酒に関する文章のアンソロジー。集めも集めたり、総数133編の酔っぱらい読本、全七巻。私が度々読み返すタイトル・著者を記しますので、日々年々の私の酔っぱらいぶりをお察しください。●酔いどれとしらふ・・・・[続きを読む]


魂の錬金術

投稿日 2011-12-23 Tagged As: | Categories: Blog, 本棚

エリック・ホッファー(中本義彦=訳)。サンフランシスコで港湾労働者として働きながら、図書館に通い読書と思索を重ねた哲学者。私は彼の哲学に励まされます。創作に苦しんでも「遊び心を忘れずに、自らの才能と創造にともなう困難を冷・・・・[続きを読む]


イワン・デニーソヴィチの一日

投稿日 2011-12-16 Tagged As: | Categories: Blog, 本棚

ソルジェニーツィン(木村浩=訳)。無人島へ持っていく一冊の本、という言い回しを借りるなら、私は無人島へ二冊の本を持っていきます。一冊は『老人と海』。もう一冊がこの本です。無人島というと常夏の島のイメージが浮かびますが、極・・・・[続きを読む]


山河慟哭の歌

投稿日 2011-12-09 Tagged As: | Categories: Blog, 本棚

福島泰樹。短歌絶叫コンサートをライブハウスで開く歌人は、数名のバンドを率いて短歌をステージで絶叫する。短歌を読経のように詠み音節を絶叫する彼は、仏教の僧侶でもある。短歌の五・七・五・七・七は、右・左・右・左・左とボクシン・・・・[続きを読む]


ザ・ファイト

投稿日 2011-11-25 Tagged As: | Categories: Blog, 本棚

ノーマン・メイラー(生島治郎=訳)。ボクシング世界王者ジョージ・フォアマンと挑戦者モハメッド・アリのタイトルマッチのリポート。時は1974年10月。舞台はアフリカのザイール共和国。結果は圧倒的に不利と評されたアリがフォア・・・・[続きを読む]


投稿日 2011-11-21 Tagged As: | Categories: Blog, 本棚

狐の手袋

投稿日 2011-11-18 Tagged As: | Categories: Blog, 本棚

田村隆一。この詩集が刊行される前に、私は鎌倉でこの詩人と会う機会を得た。ファンだった私は、詩人宅を訪ねた。しかし、会う度胸があるはずもなく、家を見ただけで引き返した。坂を下った雑貨店でウーロン茶を買って、店のおばあさんと・・・・[続きを読む]


ガリヴァ旅行記

投稿日 2011-11-11 Tagged As: | Categories: Blog, 本棚

スウィフト(中野好夫=訳)。一冊の本を読み終えて、本を閉じて頁から目を上げると、窓の外の見慣れた風景がガラリと一変してしまう。読書により世界を変えられる経験。私にとってはこの一冊。楽しい経験ではなかった。この本を読む前は・・・・[続きを読む]


ピアニストを笑え!

投稿日 2011-11-04 Tagged As: | Categories: Blog, 本棚

山下洋輔。はじめてこの本を読んだとき著者が何者かは知らなかったが、後にピアニストだと知った。ジャズピアノと称されるが、私は彼の音楽をジャズと呼ぶ自信がない。と同じくこの本をエッセイと呼ぶには面白すぎる。「ぎゃははは!なん・・・・[続きを読む]