版画制作室 Category

私のアトリエのひとり言を綴ります。旧作新作の元ネタバレの自白調書です

言葉と美術の間で

投稿日 2024-11-15 Tagged As: | Categories: Blog, 版画制作室

【Between words and art】 この作品の成り立ちは、NY在住の日本人のMrs.Kumi_Korfのエッチングの版画を、私が木版画でトレースして、その版木を徳島県の中村功さんの拝宮手漉き和紙に刷ったもので・・・・[続きを読む]


アートの社会的使命

投稿日 2024-11-12 Tagged As: , | Categories: Blog, 版画制作室

【かなしみをみせよう そしてかなしみのおわりもみせよう】 上記はブッダの言葉です。 令和6年8月に、富山県南砺市井波の『寺子こどもえん』で開催したガレキ版画のワークショップの成果が、能登地方の皆様へ送られます。 このイベ・・・・[続きを読む]


市松模様とガレキの輪

投稿日 2024-07-20 Tagged As: | Categories: Blog, 版画制作室

「市松模様」は、日本古来の伝統模様です。 正方形を格子状に並べたデザインは上下左右に途切れることなく続き、終わりのないイメージであることから「永遠」「繁栄」の意味を持ちます。 一方の「ガレキ」は、近年の日本で多発する災害・・・・[続きを読む]


手ぬぐい【宇梶剛士】

投稿日 2024-04-20 Tagged As: | Categories: Blog, 版画制作室

この度、機会を得て、18年来の友人であり畏敬する俳優でもある宇梶剛士さんの手ぬぐいを制作しました。 2023年末に宇梶さん側から連絡を受けました。来春の手ぬぐい制作に向けて協力の依頼、それと3年前から僕が彫り続けている木・・・・[続きを読む]


老人と海、罪と愛

投稿日 2024-03-20 Tagged As: | Categories: Blog, 版画制作室

私は、3年前からヘミングウェイの小説【老人と海】の言葉と挿絵を、木版画で作り続けています。私は、この小説のこの頁のこの言葉を版画で作りたいため、この制作を始めたのです。 -------------------------・・・・[続きを読む]


それでも、私はつくる

投稿日 2024-01-14 Tagged As: , , | Categories: Blog, 版画制作室

世の中には、自然災害や人為事故など、個人の都合を超えた事象がいろいろ起こりますが、それでも私はつくる。


版画家がつくる消しゴムハンコ

投稿日 2023-11-01 Tagged As: | Categories: Blog, 版画制作室

2021年に制作した木版画文字の【勝興寺の七不思議弁当】は、大好評を得て、今も売れ続けています。七不思議弁当は、ご飯の上に七つのおかずと色々な野菜が敷き詰めれている弁当です。 この弁当のおかずと野菜だけ、ご飯抜きの『上だ・・・・[続きを読む]


百済(百酒)観音

投稿日 2023-09-26 Tagged As: | Categories: Blog, 版画制作室

知人から、「酒」と「女性」という主題を与えられて、木版画を制作しました。 今までの私の作品は、「仏」(【光背のなかで】)に始まり、「鬼」を経て、「抽象」の域に達して、今は「言葉」を彫っています。 私の作品が、25年の長い・・・・[続きを読む]


Bolero(ボレロ)/泉尚也

投稿日 2023-09-16 Tagged As: | Categories: Blog, 版画制作室

我が畏友の泉尚也氏が、5枚目のソロアルバムをリリースされました。 このアルバムのジャケットとロゴに、私の作品を使っていただきました。 アルバムの内容は、ベースギターのインストゥルメンタルによるロックのカバー作品集です。ア・・・・[続きを読む]


水もしたたる良いお酒

投稿日 2023-06-12 Tagged As: | Categories: Blog, 版画制作室

私と福鶴酒造との付き合いは、【國ノ泉】のラベルのデザインを木版画で制作した2016年に始まりました。 2017年には、ラベルのデザインではなく、ガレキの版画作品そのものをラベルとして貼って、福鶴酒造~リカーポケットみずは・・・・[続きを読む]