木版画の盧舎那仏をバージョンアップしました。25cm四方のパネル66枚で構成される木版画の一部・・・・[続きを読む]
版画制作室 Category
私のアトリエのひとり言を綴ります。旧作新作の元ネタバレの自白調書です
死よ、おごるなかれ
投稿日 2014-07-11 Tagged As: 新作制作 | Categories: Blog, 版画制作室ジョン・ダン(1572-1631)の詩を彫っています。この詩を筆写したのは2005年2月18日です。私のスケッチブックに日付けが残っていました。詩を筆写したのは友人の弔辞のためです。和紙に毛筆で書いた詩は、友人と共に灰に・・・・[続きを読む]
After The Flood
投稿日 2014-05-05 Tagged As: 新作制作 | Categories: Blog, 版画制作室三年前のあのとき、盧舎那仏をつくろうと思ったとき、私がこの大仏に内蔵させるモチーフは野外コンサートに集うオーディエンスでした。私は、神部衆にしろ菩薩にしろ、または鬼にしても、音楽のプレイヤーをモチーフにして版画をつくって・・・・[続きを読む]
構想三年、制作三ヶ月
投稿日 2014-05-01 Tagged As: 新作制作 | Categories: Blog, 版画制作室2011年3月。日本。私は忘れていません。三年前に私は思いました。盧舎那仏をつくる時だ。約千年前に、同じようなことが日本で起りました。その時に東大寺の大仏が建立されました。2011年3月まで、私は東大寺の大仏を軽視してい・・・・[続きを読む]
鬼の掟
投稿日 2014-04-05 Tagged As: 新作制作 | Categories: Blog, 版画制作室「酒は呑め呑め、呑むならば、器をつくれ!」。これが鬼の掟です。 桜咲く季節を迎えました。今年も個展の準備です。去年の個展に引き続き、木彫りの酒器を展示及び画廊内の酒盛りに使用する予定です。個展の詳細については後日ご案内し・・・・[続きを読む]
Electric Woody land
投稿日 2014-02-08 Tagged As: 新作制作 | Categories: Blog, 版画制作室私の版画制作室の新しい道具を紹介します。電動の鑿と電熱の焼印です。木版画の制作ではなく木彫刻の制作で使う道具です。大好きなジミ・ヘンドリックスの最後のアルバムタイトルを借りて、2014年の私のアトリエをエレクトリック・ウ・・・・[続きを読む]
黒い版木と赤いギター
投稿日 2014-01-05 Tagged As: 新作制作 | Categories: Blog, 版画制作室この画像は、2013年12月、テレビ収録のために久し振りに帰宅した私のギターと新作版木との2ショットの図です。このギターについてはblog『Gibson-J30と私と版画』に書きました。久し振りに手元に戻ったギターからは・・・・[続きを読む]
ペガサスとケンタウロスの伝説
投稿日 2014-01-01 Tagged As: 保管庫 | Categories: Blog, 版画制作室「私たちの祖先が、つたない線で、洞窟の壁に馬を描いたのは、その実用性の讃美だったとは考えがたい。古代人たちは、まだ言語をもたなかった時代から、馬に夢を託し、憧れを抱きつづけてきたのだ。それは、なぜか?馬が美しかったからで・・・・[続きを読む]
版画実験室
投稿日 2013-08-10 Tagged As: 新作制作 | Categories: Blog, 版画制作室木版画について、彫りは5年、刷りは10年という言葉がありますが、はじめて版画でお金をいただいてから15年を経た私の現在を記します。銀塩の写真フィルムの現像からヒントを得て、ピンボケまたはブレを木版画で表現しようと実験中で・・・・[続きを読む]
あっぷる
投稿日 2013-06-29 Tagged As: 新作制作 | Categories: Blog, 版画制作室むかしむかし、あるところに、おもしろいことが大好きな鬼がおりました。あるとき、鬼は人里ちかくで白いひもを拾いました。これは人間たちがイヤホンといっているひもだな。アップルとやらにつなげると音楽が聞こえるらしいよ。アップル・・・・[続きを読む]