
六か月振りに彫刻制作から元に戻る版画制作室には、一枚の版画が掛けられました。これは昨年末に大阪の画廊で購入した、ポール・レシカの銅版画です。 レシカは1928年ニューヨークシティ生まれの現役の作家です。1960年代頃から・・・・[続きを読む]
西藤博之公式サイト
六か月振りに彫刻制作から元に戻る版画制作室には、一枚の版画が掛けられました。これは昨年末に大阪の画廊で購入した、ポール・レシカの銅版画です。 レシカは1928年ニューヨークシティ生まれの現役の作家です。1960年代頃から・・・・[続きを読む]
お正月に花を買いました。彫刻制作中のアトリエに花を生けました。この花が枯れるまでに彫刻を完成させようと願い、懸命に彫りました。花が枯れる時間に追いかけられて、木を彫り進めて作品のフォルムが生まれてきましたが、花は死に向か・・・・[続きを読む]
アトリエに花を生けて木彫刻を彫っていると、時間の観念について考えさせられます。花は刻一刻と枯れていきます。日に日に死に向かいます。昨日より今日、しおれています。一方の彫刻は、昨日より今日、形が出来てきます。私が彫っている・・・・[続きを読む]
一月の雪は、四月に花を咲かせます。現在、北国の見張り塔はずっと雪に埋もれていますが、私は今年も粛々と血の轍を歩きます。四月には、花もて語れ、鬼よ! 【追伸】生まれて初めて、自分のために花を買いました。花を買って自分のアト・・・・[続きを読む]
冬晴れの一日、唐招提寺を訪ねました。お昼前、金堂から正門を振り返ると、ほぼ真ん前に冬の太陽がありました。金堂の前の灯篭の影が、日時計の針になっていることに気が付きました。そして正午。太陽と灯篭の影と、僕と金堂のなかの盧舎・・・・[続きを読む]
片岡義男。赤い背表紙のこの文庫本は、買ったものか、借りたものか、貰ったものか、今となっては思い出せません。この本を手に入れたのは、30年以上前の事です。今も時々枕元で読み返します。黄ばんだページからは、アメリカ大陸の長距・・・・[続きを読む]
私、西藤博之と、ただ、ただ、飲むだけの会のお知らせです。 ●タイトル 西藤博之と、ただ、飲む会 ”IT’S ONLY ROCK’N ROLL” ●日時 2014年11月30・・・・[続きを読む]
私の人生の一日は、版画を刷りました。下の写真は、刷り場の朝、刷り場の手、刷り場の夕、そして版画干し場の夜の順です。この版画は、エディション・1/1の版画です。私が保有するA.P(アーティスト・プルーフ)の外に1セットのみ・・・・[続きを読む]
絵画のなかに文字を入れた版画をつくりました。文字は言葉で、文字は抽象化した絵画でもありますが、言葉は意味を持ちます。木に彫って墨を塗って和紙に刷ると、その言葉は残りますので、後で気持ちが変わるような言葉では済まされません・・・・[続きを読む]
木版画の盧舎那仏をバージョンアップしました。25cm四方のパネル66枚で構成される木版画の一部・・・・[続きを読む]