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風の歌を聴け

投稿日 2014-01-19 Tagged As: | Categories: Blog, 本棚
風の歌を聴け

村上春樹。氏のデビュー作。「処女作には、その作家のすべてが表れる」と言われます。私は村上春樹氏のこの一冊よりも私自身を振り返り、この意見に半ば同意します。私の版画処女作は『因幡の国のアリス』です。今の私から見ると、技術も・・・・[続きを読む]


黒い版木と赤いギター

投稿日 2014-01-05 Tagged As: | Categories: Blog, 版画制作室
黒い版木と赤いギター

この画像は、2013年12月、テレビ収録のために久し振りに帰宅した私のギターと新作版木との2ショットの図です。このギターについてはblog『Gibson-J30と私と版画』に書きました。久し振りに手元に戻ったギターからは・・・・[続きを読む]


ペガサスとケンタウロスの伝説

投稿日 2014-01-01 Tagged As: | Categories: Blog, 版画制作室
ペガサスとケンタウロスの伝説

「私たちの祖先が、つたない線で、洞窟の壁に馬を描いたのは、その実用性の讃美だったとは考えがたい。古代人たちは、まだ言語をもたなかった時代から、馬に夢を託し、憧れを抱きつづけてきたのだ。それは、なぜか?馬が美しかったからで・・・・[続きを読む]


テレビの収録と放映

投稿日 2013-12-21 Tagged As: | Categories: Blog, 欄外余白
テレビ収録1

              先日テレビ番組の収録をしました。放映は2014年1月3日、15:00~16:24、TBS系列チューリップテレビにて富山県内・・・・[続きを読む]


人間の条件

投稿日 2013-12-07 Tagged As: | Categories: Blog, 本棚
人間の条件

ハンナ・アレント(志水速雄=訳)。アレントは人間の条件を、労働、仕事、活動、と定義する。消費されるパンをつくるのは労働。使い続けられるテーブルをつくるのは仕事。活動は?。『私たちが何をしようと、それはすべて「生計を立てる・・・・[続きを読む]


版画家のハンガー

投稿日 2013-11-24 Tagged As: | Categories: Blog, 欄外余白
版画家のハンガー

版画家のハンガーは、版画家の作品の服は掛けられずに、画廊の床の間に飾られていました。画廊のスタッフが、これは抽象化したお雛様の彫刻だと、勘違いしたためでしょう。昨日は私の短い在廊時間にもかかわらず、たくさんの方々とお会い・・・・[続きを読む]


私らしさを身にまとう

投稿日 2013-11-18 Tagged As: | Categories: Blog, 欄外余白
私らしさを身にまとう

2013年11月18日~23日。大阪市中央区千日前1-2-6 画廊 編。12人のグループ展の1人として参加します。出展作品は、私が25年間着古したGジャンの背中に私の版画をプリントした一着と、個展『DONT LOOK B・・・・[続きを読む]


新宿ゴールデン街の人たち

投稿日 2013-09-07 Tagged As: | Categories: Blog, 本棚
新宿ゴールデン街の人たち

田中小実昌。新宿ゴールデン街で私は飲む、というと自慢話のようだが、そうではない。どの町にも飲み屋街があり、その町の人たちに愛されている。どの町の人たちも、その飲み屋街特有の魅力を語るだろう。どこにも名物ママやマスターの店・・・・[続きを読む]


タイムトラベル

投稿日 2013-08-31 Tagged As: | Categories: Blog, 欄外余白
タイムトラベル

SFではなく一夏の旅行の話です。旅の行程に余裕があったので、新潟市古町の私ゆかりの場所を訪ねました。ここには老夫婦が営むニッカバーフラワーというバーがありました。版画をつくりはじめたばかりの私は、号も落款も持っていません・・・・[続きを読む]


版画実験室

投稿日 2013-08-10 Tagged As: | Categories: Blog, 版画制作室
版画実験室

木版画について、彫りは5年、刷りは10年という言葉がありますが、はじめて版画でお金をいただいてから15年を経た私の現在を記します。銀塩の写真フィルムの現像からヒントを得て、ピンボケまたはブレを木版画で表現しようと実験中で・・・・[続きを読む]